(解説)運転資金には短期と長期がある

 

運転資金には、短期運転資金と長期運転資金があります。それぞれ役割も性質も異なり、金融機関から融資を受ける場合には融資形態や返済期間が違ってきます。

 

例えば、資金使途に合わない融資形態・返済期間で借入をすると、円滑な返済に支障が出ることもあり注意が必要です。

 

〇短期運転資金(短期で回収できる資金)

·仕入代金の支払い

·売掛金回収までのつなぎ

 

〇長期運転資金(恒常的に必要な資金)

·売上増加に伴う増加運転資金

·在庫・売掛金が多い業種の必要資金

 

項目

短期運転資金

長期運転資金

返済期間

1年以内

37年程度

資金の性質

一時的・季節的

恒常的・構造的

主な使途

仕入、売掛金つなぎ、季節資金

売上増加、売掛・在庫増、長期案件

融資形態

手形貸付・短期証書・当座貸越

長期証書貸付

  

  それでは、 金融機関はどこを見て融資をするのか? いくつかポイントを上げると、、、

 

〇短期運転資金

·売掛金の回収が確実か

·仕入販売回収のサイクルが正常か

·資金不足の理由が妥当であるか

 

〇長期運転資金

·資金需要が恒常的である要因

·利益・キャッシュフローがあるか 

·赤字補填ではないか