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2日間のオンライン研修を行いました 信用金庫の支店長など「企業再生支援講座」

「企 業 再 生 支 援 講 座」

求められる伴走型支援の実践

(オンライン研修2日間)

ウイズコロナ、急激な為替変動や供給不安、そして休・廃業増加に伴う事業承継問題など、中小企業を取り巻く環境は厳しさを増しています。

コロナ関連融資により過剰債務状態に陥った中小企業も多く、利益確保による返済キャッシュフローの確保をめざす経営改善支援、そして、大幅な債務超過を解消するために抜本的な企業再生支援も求められています。

本講座では、取引先企業との日常的・継続的な関係を強化し、現状把握により経営者の課題認識を促し、経営改善計画の策定とその実行を支援していくため、企業再生支援の全体的な枠組み、そして、具体的な事例を通して伴走型支援の実践手法について学んでいきます。

 

【企業再生支援講座カリキュラム】

 

I.激変する融資環境と中小企業の対応

      1.中小企業白書に見る、中小企業を取り巻く環境        

      2.小規模企業・中小企業の厳しい状況             

Ⅱ.金融行政方針と事業性評価

      1.金融行政の動向                      

      2.「2022事務年度 金融行政方針」              

      3.求められる事業性評価に基づく融資等(本業支援)の実践  

          4.「地域密着型金融の推進に関する監督指針」                  

Ⅲ.信用金庫に求められる課題解決支援とは

      1.信用金庫の理念を確認する                

      2.課題解決型金融の全体的枠組み              

      3.中小企業のライフステージの見極めと課題解決支援     

Ⅳ.顧客企業の課題解決支援の進め方

      1.融資業務フローにおける債務者管理            

        2.日常的・継続的関係強化の必要性             

      3.コロナ禍での事業存続の見極めと対応           

Ⅴ.自己査定の債務者区分のポイント(経営改善支援)

      1.自己査定の債務者区分のイメージ             

          2.実現可能性の高い抜本的な経営再建計画とは        

      Ⅵ.経営改善支援の進め方

      1.経営改善支援のフロー                  

      2.経営改善支援のポイント                 

Ⅶ.カネの面からつかむ顧客企業の実態と課題

      1.比率分析の着眼ポイント                 

      2.収益構造をつかむ                    

      3.資金繰り改善提案(キャッシュフロー分析)        

Ⅷ.経営戦略等のフレームワークを活用して打ち手をつかむ

      1.事業性評価に役立つ経営戦略と経営計画          

      2.SWOT分析を活用する                  

        3.経営戦略とマーケティング戦略  

 

(事例研究)

・地域密着型食品スーパー

・機械部品製造業

・紙製品等卸売業

              ・土木建設業の事例

・自動車整備販売業 など

 

Ⅸ.顧客企業の事業の仕組みをつかむ

 

Ⅹ.求められる伴走型支援の実践

      1.聞くから訊くへ              

          2.地域金融機関の伴走型支援の実践手法             

   Ⅺ.融資の基本を再確認する

      1.融資取り上げ時の3つのポイント             

      2.資金繰りを改善するには                 

      3.重要性が増す融資実行後の取組み             

Ⅻ..抜本的な事業再生支援

          1.中小企業活性化協議会による支援             

      2.中小企業活性化パッケージNEXTの概要         

      3.中小企業の事業再生等に関するガイドラインの概要     

         4.具体的な再生スキーム