東京商工リサーチの調査では、10月の倒産件数(負債額1000万円以上の企業倒産)は、全国では前年同月比で33%増加、東京都では78%増加となったとしている。
機械・設備、売掛債権、在庫を担保とする動産・債権担保融資(ABL)をご存じでしょうか?
固定金利は、国債利回りなど長期金利に連動しており、ここで上昇し始めている。
この後、金利はどうなるのか?
アフターコロナに向けて、経済産業省は、金融庁・財務省と連携して「中小企業活性化パッケージNEXT」策定しています。
保証協会保証融資は、保証協会に保証料を支払い、取引金融機関から融資を受けますが、返済が滞った場合には、保証協会が代わりに金融機関に返済することになります。これを「代位弁済」と言います。
東京都の企業倒産件数(負債1000万円以上)は130件と前年同月に比べ30%増加したとしています。そのうち、コロナ関連倒産は約4割を占めたようです。
このあと、コロナ関連融資の返済が本格化し、無利子期間が終わる時期になり、円安、資材や経費の高騰も経営に大きなインパクトになりそうです。
会社が金融機関から融資を受ける際の代表者保証のことを経営者保証と言いますが、最近では経営者保証が不要となることも多くなっているようです。
東京都内の2022年度の企業倒産(負債額1千万円以上)は、1227件と前年度から13%増と3年ぶりに増加。
東京信用保証協会によると、2022年度の代位弁済額は、前年度比59%増の515億円と3年ぶりに増加。
ゼロゼロ融資の返済が本格化することで、返済負担に耐えられない中小企業の増加が懸念されている。